おいどんブログ

和歌・短歌を紹介します!

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の夜の月にむかひて祈るかな國の光のまさりゆく世を

和歌原文 秋の夜の 月にむかひて いのるかな 國の光の まさりゆく世を あきのよの つきにむかひて いのるかな くにのひかりの ましりゆくよを 明治天皇御製 明治三十八年 現代語訳 秋の夜の月に向かって祈るのだなあ。 この月の光のように、国の光が隅々まで…

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

日本最古の短歌。 それは人ではなく神である スサノオノミコトが出雲で詠んだものでした。 『古事記』『日本書紀』の内容からこの和歌が詠まれる経緯を紐解いてきます。

父母が頭かきなで幸あれて 言ひし言葉ぜ忘れかねつる

『万葉集』防人の歌。現代でも想いの通日短歌を紹介します。